こんにちは!ハイパーハウスです。
長期優良住宅とは、一体何なのでしょうか?
どのようなメリットやデメリットがあるのか気になりますよね。
この記事では、長期優良住宅についての疑問を解消し、お得で快適な住まいについての情報を提供しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
長期優良住宅とは?
長期優良住宅とは、その名の通り、長期間にわたり高い品質と性能を維持できる新築のことを指し、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づき認定されるものです。
これは、新築を建設する際に一定の基準を満たすことで、国から認定を受ける制度です。
では、その詳細について見ていきましょう。
長期優良住宅の目的
長期優良住宅の主な目的は、住宅の品質向上とエネルギー効率の向上です。
これにより、住宅所有者にとって快適な住環境を提供し、将来の維持費用を抑えることを可能にします。
また、地域社会全体の持続可能性向上にも貢献します。
長期優良住宅の8つの認定基準
長期優良住宅の認定には8つの基準があります。それぞれを詳しく見ていきましょう。
長期優良住宅の認定基準①:居住環境
長期優良住宅は、その地域の居住環境の維持や向上を見込める住宅である必要があります。
景観計画や地区計画、建築協定や景観協定、条例による計画で制限されている地域内の場合は、計画内容に従う必要があります。
長期優良住宅の認定基準②:住戸面積
住戸面積は、住宅の広さを示す重要な基準です。
長期優良住宅の条件では、快適な居住空間を提供するために、一定以上の適切な広さが求められます。
戸建て住宅の場合は75平方メートル以上とされ、階段部分を除き、少なくとも1階の床面積が40平方メートル以上が必要です。
長期優良住宅の認定基準③:省エネルギー性
長期優良住宅はエネルギー効率の高い住宅であることが重要です。
長期優良住宅では、断熱等性能等級「等級5」かつ一次エネルギー消費量等級「等級6」が求められます。
断熱材やエネルギー効率の高い設備の導入が求められます。
長期優良住宅の認定基準④:劣化対策
長期優良住宅は住宅の劣化を防ぐための対策が求められます。
耐久性のある建材やメンテナンスの計画が必要で、劣化対策等級(構造躯体等)「等級3」に該当し、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造に応じた基準のクリアが必要です。
長期優良住宅の認定基準⑤:耐震性
長期優良住宅は、地震に対する耐性を持つことが重要です。
地震の発生が多い日本では、安全性は特に重要です。
住宅品質確保促進法(品確法)に定める免震建築物に該当すること、または住宅の構造などによって耐震等級1~3(倒壊等防止)に該当する必要があります。
長期優良住宅の認定基準⑥:維持管理・更新の容易性
長期優良住宅は、住宅の維持管理と更新が容易であることが求められます。
住宅の寿命を延ばすために必要な要素です。
新築戸建て住宅の基準は、維持管理対策等級(専用配管)「等級3」です。
長期優良住宅の認定基準⑦:維持保全計画
長期優良住宅は、住宅の長寿命化のために、維持保全計画が策定される必要があります。
住宅の構造体力上主要な部分や、住宅に設ける給水または排水のための設備、住宅の雨水の侵入を防止する部分に、維持保全計画を立てる必要があります。
長期優良住宅の認定基準⑧:災害配慮
自然災害に備えるための設計や対策が求められます。
安全性を確保するための重要な基準です。
災害配慮の措置については、長期優良住宅を申請する所管行政庁に確認する必要があります。
長期優良住宅のメリット
長期優良住宅には多くのメリットがあります。
長期優良住宅のメリット①:フラット35Sで住宅ローンの金利引き下げを受けられる
長期優良住宅は、フラット35Sという住宅ローン制度を利用することで、住宅ローンの金利を引き下げることができます。
これにより、新築購入がよりお得になります。
長期優良住宅のメリット②:フラット50で住宅売却時にローンを引き継げる
長期優良住宅で借りた住宅ローンは、将来の売却時にも引き継ぐことができます。
これは住宅を売却する際の柔軟性を高めます。
長期優良住宅のメリット③:住宅ローン減税制度の控除対象限度額が引きあがる
長期優良住宅を取得すると、住宅ローン減税制度の控除対象限度額が増額され、税金の節約が期待できます。
長期優良住宅のメリット④:地震保険料の割引が受けられる
日本の地震リスクを考えると、地震保険は重要です。
長期優良住宅を保有することで、地震保険料が割引される利点があります。
長期優良住宅のデメリット
一方で、長期優良住宅にはデメリットも存在します。それを見てみましょう。
長期優良住宅のデメリット①:申請に時間や手数料がかかる
長期優良住宅の認定を受けるためには、申請に時間と手数料がかかります。
長期優良住宅の手続きは、期間に余裕をもち、しっかりと資金計画を行うことが重要です。
長期優良住宅のデメリット②:認定後にもメンテナンスを行う必要がある
長期優良住宅は、認定後も維持保全計画に基づいた定期的なメンテナンスが必要です。
維持保全計画による定期点検では、住宅の維持保全が必要な期間は30年以上、点検時期の間隔は10年以内などと定められています。
住宅の維持保全を怠ったり改善命令に違反すると、長期優良住宅の認定の取り消しや、補助金や優遇を受けていた税金の返還を求められることがあります。
まとめ:長期優良住宅はデメリットも加味したうえで慎重に選ぼう
長期優良住宅は、高品質でエネルギー効率の高い住宅を手に入れるための素晴らしい選択肢です。
低金利の住宅ローンや税制優遇措置、地震保険料の割引など、多くのメリットがあります。
しかし、申請手続きや定期的なメンテナンスには注意が必要です。
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