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2024/01/13

  • おうち作りコラム

【住宅のプロが教える】20代で家は建てられる?|注意点も

こんにちは!ハイパーハウスです。
20代で家を建てることについて、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

 
家を持つことは、多くの人にとって大きな夢であり、将来の計画の一部となります。
今回の記事では、20代で家を建てるメリットやデメリット、注意点、そしてよくある質問について詳しくご紹介します。

 
この記事を読むことで、20代の皆さんが家を建てる際にどのような選択をするべきか、どのようなポイントに注意すべきかが分かるはずです。
20代で家を建てようか悩んでいるご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!

20代で家を建てる人の比率

近年、20代で家を建てる人の比率が着実に増加しています。
若い世代でも、自分の家を持つことへの夢や目標を抱く人が増えているのは興味深いことです。
実際に、令和三年度の国土交通省の調べによると、20代での住宅購入者の割合は15%前後となっています。
では、なぜ20代で家を建てる選択が魅力的なのでしょうか?

20代で家を建てるメリット

20代で家を建てるメリット①:長期ローンを選択でき、月々の返済額を抑えられる

20代で家を建てる最大のメリットは、長期ローンを組むことができる点です。
若い世代は返済期間が長いほど、月々の返済額が低く抑えられます。
具体的な数字を挙げれば、40年ローンを組んだ場合、35年ローンで組んだ場合よりも月々の返済額は相対的に低く、生活費に余裕を持たせることができます。
35年ローンで3,000万円を借入した場合、月々7.14万円ですが、40年ローンの場合は6.25万円となります。(金利変動は織り込まずに計算しています)

20代で家を建てるメリット②:住宅ローンが早く払い終わる

若い世代で家を建てると、将来的には住宅ローンを早く完済することができるチャンスがあります。
例えば、50代半ばで完済すれば、これから先の生活において住宅ローンの負担がない状態を享受できるでしょう。
これは将来の経済的な安定につながります。

20代で家を建てるメリット③:収入が増えれば返済が楽になる

20代で家を建てると、将来の収入が増えた際に返済が楽になります。
具体的な例を挙げると、初めは収入が限られていても、キャリアを積むことで収入が増加する可能性があります。
その際、住宅ローンの返済額を増やすことで、早期に完済を目指すことができるでしょう。

20代で家を建てるメリット④:本来の家賃分が資産として残る

賃貸物件に住む場合、家賃を支払っていますが、20代で家を建てると、その分を住宅ローンの返済に充てることができます。
例えば、月々の家賃が80,000円だとしたら、年間96万円を居住費として支払っていることになります。

35年間支払い続けると、3,360万円支払うことになり、新築一戸建てを建てるよりも高額になります。
そのため、早めに新築一戸建てを建てることで、無駄な家賃を支払う必要がなくなります。

20代で家を建てるデメリット

一方で、20代で家を建てることにはいくつかのデメリットも存在します。
以下にそれらを具体的に説明します。

20代で家を建てるデメリット①:ライフスタイルが変わるかもしれない

20代はライフスタイルが安定していない時期です。
仕事やプライベートの変化により、住む場所や生活スタイルが変わる可能性が高いため、購入前にその点を考慮する必要があります。
特に転職や異動の可能性がある場合、土地選びに注意が必要です。

20代で家を建てるデメリット②:借入金利が高くなる可能性がある

若い世代は信用履歴が浅いため、住宅ローンの金利が高く設定されることがあります。
これにより、返済総額が増加し、負担が大きくなる可能性があります。
金利の条件をよく確認し、比較検討することが重要です。

20代で家を建てるデメリット③:購入できる建物が限られる

20代で家を建てる場合、予算の制約から購入できる建物や土地が限られることがあります。
理想的な条件を求めるのは難しいかもしれませんが、妥協することで、現実的な選択肢を見つけることができます。

20代で家を建てる注意点

20代で家を建てる際には、以下の注意点に留意することが大切です。

20代で家を建てる注意点①:融資上限額まで借りない

住宅ローンを組む際、融資上限額まで借りるのは避けましょう。
生活費や急な支出に備えるために、余裕をもって計画しましょう。
具体的な予算を設定し、無理のないローンプランを立てることが重要です。

20代で家を建てる注意点②:貯金はある程度残しておく

住宅購入に全ての貯金を投入しないようにしましょう。
緊急時のためにも貯金を残しておくことは重要です。
家を建てた後も、生活に必要な経費や修繕費用などに備えるために、十分な貯金を持っておくことをおすすめします。

20代で家を建てる注意点③:家族構成の変化を予測しておく

将来の家族構成の変化を考慮し、広さや間取りなどを選ぶ際に検討しましょう。
例えば、結婚や子供の誕生など、家族に関する変化を予測して、長期的な視点で家づくりを行うことが大切です。

20代で家を建てる注意点④:売却しやすい家づくりを行う

将来的に転居する可能性を考え、売却しやすい家づくりを心掛けましょう。
人気のあるエリアや設備など、再販価値を高める工夫が大切です。
将来的に不要になった場合、スムーズに売却できるように計画的に家を建てることが賢明です。

20代で家を建てる際のよくある質問

20代で家を建てる際、よくある質問にも答えておきましょう。

20代で家を建てる際のよくある質問①:頭金なしでも大丈夫?

頭金を用意せずに住宅ローンを組むことは可能ですが、金利や返済額に影響が出ることがあります。
頭金を用意することで、金利を下げたり、返済額を軽減したりすることができます。
頭金の有無や額を検討し、最適な条件でローンを組むことが大切です。

20代で家を建てる際のよくある質問②:年収が低くても大丈夫?

年収が低い場合でも、20代で家を建てることは可能です。
ただし、金利や返済期間に注意が必要です。
収入に合ったプランを立て、無理のない返済計画を作成しましょう。
また、将来の収入アップを見込んでローンを組む場合、その計画を立てることも重要です。

まとめ:20代で家を建てることは早くない!

20代で家を建てることは、将来の安定と資産形成に向けた重要な一歩です。
しかし、その選択には慎重な計画と注意が必要です。
ライフスタイルや収入の変化、将来の家族構成を考慮し、適切な選択を行いましょう。


ハイパーハウスには、住宅ローン知識が豊富な有資格スタッフが在籍しています。また、提携ローンも多数ございますので、具体的なプランや相談についてはお気軽にお問い合わせください!