こんにちは!ハイパーハウスです。
新築を検討している皆さん、借金があっても住宅ローンは通ることを知っていますか?
実は、借金があるからといって住宅ローン審査で絶対に落とされるわけではありません。
今回のコラムでは、住宅ローン審査における借金のポイントや、審査に落ちる原因、そして借金があっても通すための対策について詳しく解説します。
この記事を読むことで、借金がある方でも安心して住宅ローンを組む方法を知ることができます。
特に、注文住宅を考えている方にはぜひ最後までお読みいただきたいです!
借金があっても住宅ローンは通る
多くの人が「借金があると住宅ローンは組めない」と思いがちですが、実際にはそうではありません。
住宅ローン審査では、借金の有無だけでなく、その借金の内容や返済能力が重要なポイントとなります。
では、住宅ローン審査で見られる借金のポイントを見てみましょう。
住宅ローン審査で見られる借金のポイント
住宅ローン審査での借金のポイント①:借金の有無ではなく内容
住宅ローン審査では、借金の有無だけでなく、その借金の内容が詳細にチェックされます。
どこから、どのような用途で借入したかが重要視されます。
例えば、カーローンや教育ローンといった一般的なローンであれば、借金の内容が問題になるケースはほとんどありません。
一方、高金利のクレジットカードの借金などは、審査に悪影響を及ぼす可能性があります。
したがって、借金を持っていても、賢く選んだ借金は審査に有利に働きます。
住宅ローン審査での借金のポイント②:借金の毎月返済額
住宅ローン審査では、借金の毎月の返済額も注目されます。
収入に対して借金返済が過度に負担になる場合、審査に不利な要因となります。
たとえば、月収30万円の世帯で、住宅ローンを毎月10万円ずつ返済していくのであれば、返済負担率は30%となります。
一般的に、無理のない返済負担率は25%以内とされています。
返済負担率は住宅ローンのみで見られることはなく、他の借金も合わせて判断されます。
仮に毎月10万円の住宅ローンに加えて、毎月5万円のカーローン返済をしなければならないケースを想定すると、毎月返済額は合計15万円となり、月収30万円の世帯では、返済負担率は50%と大幅に高くなってしまいます。
返済負担率が高すぎる借金を持っている場合、住宅ローンの審査に通りにくくなります。
返済計画をしっかり立て、返済能力をアピールすることが大切です。
住宅ローン審査での借金のポイント③:借入先や用途
借金の借入先や用途も審査に影響します。
例えば、銀行や信販会社からの借金は、比較的審査が通りやすい傾向があります。
また、自動車購入や教育資金のための借金は、審査においても理解が得られやすいです。
しかし、消費者金融からの借金や多額のキャッシングは、審査に悪影響を及ぼすことがあります。
用途に合った借金を選ぶことが重要です。
住宅ローン審査に落ちてしまう原因
住宅ローン審査に落ちてしまう原因もあります。以下に、その主な原因をご紹介します。
住宅ローン審査に落ちる原因①:税金の滞納や延滞
税金の滞納や延滞がある場合、審査に落ちることがあります。
これは信用情報に傷をつける要因となり、住宅ローンの審査に悪影響を及ぼします。
定期的に納税を怠らず、滞納や延滞を避けるよう心がけましょう。
住宅ローン審査に落ちる原因②:返済負担率の超過
先述したように、借金の返済負担率が高すぎる場合、審査に通りにくくなります。
収入に対して返済負担率が大きい場合、住宅ローンの審査に通るのは難しいでしょう。
返済計画を見直し、負担率を下げる努力が必要です。
住宅ローン審査に落ちる原因③:個人信用情報に傷がある
個人信用情報に傷がある場合、住宅ローン審査に通りにくくなります。
住宅ローン審査では、申請者本人の個人信用情報が確認されます。
個人信用情報に「異動」と表記があると、住宅ローン審査には通りません。
「異動」とは、債務整理や3ヶ月以上の支払い遅延、繰り返しの滞納など、今までの返済の過程に大きな問題があったことを意味します。
一般的に「ブラックリストに載った」というのは、「異動」の表記がついてしまったことを指す場合が多く、この状態では基本的に住宅ローンを利用することができません。
そのため、クレジットカードの支払い忘れや延滞などに心当たりがある場合は、個人信用情報を取り寄せてみることをオススメします。
借金があっても住宅ローン審査を通す対策
では、借金があっても住宅ローン審査を通すための対策を紹介しましょう。
住宅ローン審査対策①:新築購入を延期する
もし返済負担率が高く、住宅ローンの審査に通りにくい場合、新築購入を延期することを検討しましょう。
一度返済を進めて、負担率を下げる時間を確保することで、審査に通りやすくなります。
また、個人信用情報に傷がある場合も、新築購入を延期して、信用を取り戻すことが重要になります。
住宅ローン審査対策②:自己資金を増やす
自己資金を増やすことで、住宅ローンの借入額を減らすことができます。
頭金を多く用意するか、貯金を充実させるなどして、自己資金を増やす努力をしましょう。
住宅ローン審査対策③:返済期間を長く設定する
返済期間を長く設定することで、毎月の返済額を減らすことができます。
返済期間が長いほど、負担率が下がり、審査に通りやすくなります。
ただし、長期間にわたる返済になることを考慮し、計画的に進めましょう。
住宅ローン審査対策④:借金を完済する
最も確実な方法として、借金を完済することが考えられます。
借金がない状態で住宅ローンの審査を受けると、通りやすくなります。
ただし、完済には時間と計画が必要なため、余裕を持って計画しましょう。
まとめ:借金があっても住宅ローン審査は通る
借金があっても住宅ローン審査は通る可能性があります。
借金の内容や返済能力、対策次第で、住宅ローンを組むことは十分に可能です。
しかし、注意点を守り、計画的に行動することが大切です。
ハイパーハウスでは、経験豊富な住宅ローン知識を持った専門スタッフが在籍、また提携ローンも多数取り扱いがございます。
どんな状況にあっても、住宅の夢を実現するお手伝いをさせていただきます。
皆さんの素敵な住宅ライフをサポートしますので、ぜひお気軽にご相談ください。